スーパーやドラッグストアに行くと、ヨーグルトや乳酸菌入り食品の新商品がないかチェックするのですが、食品には珍しい黄緑色のボディがやけに目を引く「ボディメンテゼリー」なるものを発見しました。
ゼリーと言ってもおやつのようなゼリーではなく、ウィダーインゼリーのようなタイプです。
分類としては、清涼飲料水(ゼリー飲料)になるようです。
値段は少し高めな印象なのですが、それに見合う成分が入っているのかなと思い購入してみました。
どんな成分が入っているのか、味はどうかなどについてまとめました。
大塚製薬:ボディメンテ(BODY MIANTE)
購入したのは大塚製薬が販売しているボディメンテゼリーです。
コンディショニング栄養食という位置付けで、毎日の体調管理をサポートするための栄養がしっかりと入っています。
仕事や家事で忙しく生活リズムが乱れがちな方、ストレスやプレッシャーなどで睡眠不足になりやすい方は体調管理のためにも十分な栄養を取る必要があります。
目次
ボディメンテゼリーに含まれる栄養
ボディメンテゼリーに含まれている基本的な栄養成分は次の通りです。
- エネルギー: 90kcal
- タンパク質: 10g
- 脂質: 0g
- 炭水化物: 13g
- 食塩相当量: 0.11g
- ビタミンB: 6:5mg
- ビタミンD: 10μg
さらに、アミノ酸なども豊富に含まれています。
- バリン: 500mg
- ロイシン: 1,000mg
- イソロイシン: 500mg
- アルギニン: 500mg
- クエン酸: 1,250mg
ボディメンテゼリーには植物性乳酸菌B240入り
乳酸菌が腸の善玉菌を増やして腸内フローラを良い状態にするのに役立つのは有名ですね。
乳酸菌といえばヨーグルトを思い浮かべる人も多いと思いますが、ヨーグルトは牛乳などの動物の乳を乳酸菌が発酵させたものなので動物性の乳酸菌が含まれています。
ボディメンテゼリーに含まれている乳酸菌は「植物性乳酸菌」で、日本の伝統的な漬物であるすぐきや、韓国のキムチなどの漬物に豊富に含まれています。
動物性乳酸菌よりも環境の変化に強く、熱にも強いため生きたまま腸まで届きやすいと言われています。
関連記事:動物性乳酸菌と植物性乳酸菌との違いについて
ボディメンテゼリーの植物性乳酸菌B240は、タイのミヤン(乳酸発酵茶)から見つかった乳酸菌で、大塚製薬を中心に健康への有用性が研究されています。
その結果、植物性乳酸菌B240には生体防御機能を高めることが分かってきており、忙しく健康管理まで気が回らない方、日々のストレスなどで睡眠不足になりやすい人は積極的に摂りたい乳酸菌といえます。
ホエイタンパクは体への吸収が早い
さらに、ボディメンテゼリーにはホエイタンパクも含まれています。
ホエイは乳清とも呼ばれ、ヨーグルトを開封してから時間が経つと徐々に容器内に溜まっていく上澄み液のことです。
ホエイタンパクとは、そのホエイの中に含まれるタンパク質のことで、体への吸収が早く筋肉などの組織を作るのに非常に役に立ちます。
ボディメンテゼリーの味はヨーグルト風味で飲みやすい
ボディメンテゼリーはヨーグルト風味なので、苦くて飲みにくいや甘くて続けづらいといった感じはありません。
ボディメンテゼリーは食品なので、いつ、どのくらい摂取するといった決まりはありません。
ですが、ボディメンテ公式サイトによると、1日1本以上を目安にして疲れた体のメンテナンスを考える場合には運動後などの摂取が良いそうです。
ボディメンテゼリーに限らず、乳酸菌やビフィズス菌を含むヨーグルトなども同様ですが、継続して食べ続けることが大切です。
腸内環境についていえば、その名の通り「環境」であると考えるとわかりやすいと思います。
森や川などの自然環境は化学物質などで汚れる時は一瞬ですが、生態系を回復していくのは時間がかかりますよね。
腸内環境も善玉菌を増やして良い状態を保つには時間がかかると考えましょう。
ボディメンテゼリーは運動しない人にもおすすめ
ボディメンテゼリーにはアミノ酸やクエン酸、タンパク質などの成分が入っているため運動を普段からする方にもおすすめですが、運動をしない場合にも体が弱ったり、体調を崩したりするリスクは普段からあります。
ボディメンテに含まれる乳酸菌B240は、タイのミヤンと言う乳酸発酵茶から発見された乳酸菌ということもあり商品カラーがお茶をイメージした黄緑色となったそうです。
ゼリータイプで多くの乳酸菌が入っているため、ゆっくりと栄養を撮る時間がないときでも素早くを栄養補給をすることができます。
毎日の睡眠や日々の食事が健康管理の基本ですが、ここ一番に向けて万全の体調を維持したい、重要な仕事があり体調を崩せない毎日が続いているという方にもおすすめといえます。