オリゴのおかげは、乳果オリゴ糖を使ったオリゴ糖シロップです。
スーパーなどでも売っているので、比較的簡単に手に入れることができるのもメリットの1つですね。
オリゴのおかげに入っているオリゴ糖は、腸内に住んでいる善玉菌の餌になります。
そのため、腸内フローラを善玉菌優勢の良好な状態に近づけるのに役に立つのです。
オリゴのおかげの効果、どんな成分が入っているのかについてまとめました。
オリゴのおかげってどんな製品?
オリゴのおかげは、パールエースが販売している乳糖果糖オリゴ糖シロップです。
消費者庁によって、トクホ(特定保健用食品)の許可を受けているので、次のような表示をすることができます。
乳果オリゴ糖を主成分とし、腸内のビフィズス菌を適正に増やして、お腹の調子を良好に保つ食品です。
食品なので、1日の摂取量が厳格に決められているわけではありませんが、オリゴのおかげは1日当たりの目安の摂取量として8g〜20g(ティースプーン2〜5杯程度)とパッケージに記載されています。
目次
オリゴのおかげにはどんな効果がある?
オリゴのおかげの主成分であるオリゴ糖には、お腹の調子を整える効果が期待できます。
人の腸内には数え切れないほどの菌が住んでいるのですが、悪玉菌と言われる菌の割合が増えると腸内環境が悪化した状態になります。
学術的な分類ではありませんが、菌は次の3つに分けることができます。
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見菌
食生活が乱れて野菜不足になると、お腹の中の善玉菌の数が減り、悪玉菌の数が増えていきます。
善玉菌を増やすには、善玉菌の餌になるような成分を食事から摂る必要があるのです。
その成分の1つが、オリゴ糖です。
オリゴ糖は、人の消化酵素では分解されにくいので、消化吸収されずに腸まで届くため、腸で善玉菌が増殖するための餌になるのです。
腸内環境が悪化するとどんな悪影響が出る?
悪玉菌が増えると、下痢や便秘などの症状が出る可能性があります。
また、腸内環境の悪化は、お腹だけでなく様々なところへ影響が出る可能性があります。
例えば、便秘が長く続くと肌への影響が出ることもあるのです。
悪玉菌が数が増えすぎると、体にとって悪影響のある有害物質を作り出します。
すると、有害物質は血流にのって体中へ運ばれるため、お腹だけでなく肌への影響もあるのです。
オリゴ糖は摂取しすぎるとお腹の調子を壊す?
オリゴ糖は、基本的には善玉菌の餌になって腸内環境を良好な状態に近づけるのに役立ちます。
しかし、1日に摂る量が多いと、腸内フローラを良い状態に保つどころか、反対にお腹の調子を壊すことがあるのです。
オリゴ糖は、人の体内では消化吸収されにくい成分であるため善玉菌の餌になることができるのですが、吸収されない成分が多すぎるとお腹を壊す可能性があります。
キシリトールなどの甘味料でも同じことが言えます。
オリゴのおかげには、摂取目安量があるので、目安量の範囲で継続して食べることが大切です。
オリゴのおかげの栄養成分
オリゴのおかげに含まれる乳果オリゴ糖は、十分な甘みがありながらも、カロリーは控えめなのでダイエット中にもおすすめです。
オリゴのおかげの100gあたりの栄養成分表示は次の通りです。
熱量: 230kcal
タンパク質:0g
脂質:0g
炭水化物:72g
ナトリウム:0mg
オリゴのおかげには液体シロップ以外もある?
オリゴのおかげには、通常の液体のシロップ以外にも、オリゴ糖の割合を増やした「ダブルサポートシリーズ」、持ち運びが簡単な「スティックシリーズ」があります。
どちらも、スーパーやドラッグストアなどでも購入可能なので、継続して使いやすいものを見つけるのが良いでしょう。