手作りヨーグルトの賞味期限は短い?日数目安と食中毒を防ぐ正しい保存方法

ヨーグルトは乳製品ですので、あまり賞味期限は長い方ではありません。
それは、市販品ではなくてヨーグルトメーカーで手作りヨーグルトを作った場合でも一緒です。

そのため、できるだけ早めに食べきってしまった方が良いでしょう。

手作りヨーグルトの賞味期限は何日くらい?

私も家でヨーグルトを手作りしているのですが、説明書を見ても、具体的な賞味期限は書かれていませんでした。
ただ、「早めにお召し上がりください」とだけ。

どのくらいで食べきる必要があるかはケースバイケースですが、だいたい5日〜7日で食べきることをおすすめします。

ヨーグルトメーカーで作ると市販品のヨーグルトよりも日持ちしない?

ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトは、市販されているものよりも日持ちしません。

市販品は、食中毒が起こらないように細心の注意を払って作られており、しっかりと密封されているので工場出荷から10日くらいの賞味期限です。

ヨーグルトメーカーではできあがった後に空気に触れてしまうので、できるだけ早めに食べるのがベターなのです。

自家製ヨーグルトは長くても1週間以内に食べきるのがベター

自家製ヨーグルトは作ってから約1週間くらいに全て食べきることをおすすめします。

時間が経ちすぎると酸味が増したり、風味が悪くなってしまったりするのです。
冷蔵庫で保存しておけば急に腐敗することはないでしょうが、概ね1週間が自家製ヨーグルトの目安となります。

自家製ヨーグルトに手を付けたら2~3日で食べきるのがベター

ただし、作った後に一度スプーンで手を付けた場合には2~3日で食べ切りましょう。

市販品のヨーグルトと同じように一度手を付けてしまうと早めに食べきる必要があります。

手を付けた場合にはだいたい3日くらいが目安です。

自家製ヨーグルトは賞味期限がきれると腐る?見た目と匂いの変化

もし自家製ヨーグルトの賞味期限が切れてしまっても、食べられなくなるわけではありません。
賞味期限とは、食べることができる期限ではなくて、美味しく食べられる期限です。

そのため、賞味期限が切れても風味が落ちることはあっても、すぐに腐敗してしまうことはないでしょう。

腐敗が進んでしまうと見た目や匂いに明らかな変化が出てきます。
そのような変化がなくても、ヨーグルトを手作りしてから日数が経ち過ぎている場合には十分に注意してください。

ヨーグルトメーカーでできあがったヨーグルトの正しい保存方法

ヨーグルトメーカーでは、タイマー機能が付いているものもあります。
セットした時間が経過する、十分に発酵してヨーグルトが固まった後には、すぐに冷蔵庫へ移しましょう。

ヨーグルトは「要冷蔵」なので、常温での保存には向いていません。
もし、ヨーグルトが柔らかくてもう少し発酵させる必要があれば、短時間であれば時間を延長しても大丈夫です。

ただ、少し柔らかいくらいであれば冷蔵庫へ移してもOKでしょう。

手作りのヨーグルトは冷蔵庫へ移しても発酵が進む?

乳酸菌が活発に働くのは40℃くらいだと言われています。
その温度よりも低くなりすぎると乳酸菌の働きは弱くなって、ヨーグルトは固まりにくくなるのです。

ですが、ある程度は冷蔵庫の中でもしっかりと乳酸菌は発酵を進めてくれます。
そのため、ヨーグルトメーカーから冷蔵庫へ移動しても少しずつ乳酸発酵が進んで、固まり、酸味が増していくのです。

そのことも考慮して、ヨーグルトメーカーの時間設定を調整すると良いでしょう。

まとめ:手作りヨーグルトの賞味期限は1週間が目安!早めに食べきるのがおすすめ

ヨーグルトメーカーで作った自家製のヨーグルトは1週間程度を目安に食べ切りましょう。
また、手を付けてからだと2~3日を目安に食べきることをおすすめします。

ヨーグルトには乳酸菌が含まれているので、乳酸発酵の過程で酸性になり、他の雑菌は繁殖しにくい環境になります。
ただ、牛乳と同じように常温で放置や、長い期間保存しておくことはできません。

いつも作り過ぎて残ってしまうという場合には、使用する牛乳の量を調整すると良いでしょう。

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