自宅で好きなヨーグルトが作れて、健康への意識が高いかた、節約したいかた、料理好きのかたなど幅広く支持されているヨーグルトメーカー。
憧れのヨーグルトライフのために購入を検討している人もいるかと思いますが、「電気代ってけっこうかかったら節約にはならないな」と迷いますよね。
もちろん、機種であったり、使い方によって電気代は違うのですが、ほかの家電と比べてもヨーグルトメーカーの電気代は安いので安心してください。
この記事では、だいたいヨーグルトメーカーの電気代はいくらぐらいなのか、電気代を計算する方法、電気代以外に必要なランニングコストはあるのかなどを説明していきます。
ヨーグルトメーカーの電気代の目安はいくら?
使用するヨーグルトメーカーの機種などによっても電気代は変化しますが、私の場合には100円/月くらいです。
あくまでも目安ですが、かなり安いと思いませんか?
ちなみに、二日に1度の利用でもこのくらいの電気代にしかならないのです。
毎日自家製のヨーグルトを作りたいという場合でも、この金額の倍なので200円くらい。
ヨーグルトメーカーの購入を電気代で迷っているのであれば、その心配はないと思います。
目次
ヨーグルトメーカーの電気代を計算する方法
では、どうやってヨーグルトメーカーの電気代を算出するかというと、次の式を利用します。
【電気代の計算方法】
①消費電力(ワット数)×②使用時間×③電気代(1kWhあたり)÷1000
ヨーグルトメーカーに限らず、家電にかかる電気代はこの式で計算が可能です。
ただ、家電が変わると①消費電力、②使用時間が変化します。
1kWhの電気代については、契約している電力会社とプランによりますが、この記事内では標準的な価格で計算をしています。
それでは、計算式について詳しく見ていきましょう。
ヨーグルトメーカーの消費電力は何ワット?
ヨーグルトメーカーの消費電力は、説明書、外箱、本体などに記載されています。
すでに欲しい商品が決まっているかたは、店頭やネットで調べれば消費電力が何ワットかすぐに分かるでしょう。
私が使っているヨーグルトメーカーはVitantonio(ビタントニオ)のVYG-11というモデルで、消費電力は30W。
標準的なヨーグルトメーカーもだいたい30Wくらいなので、目安を計算するなら30Wを利用すればOKです。
後ほど説明しますが、電力会社の電気料金は1kWhという単位が使われています。
1kWは1Wの1,000倍なので、計算式内では1000で割ることで単位を揃えているのです。
ヨーグルトメーカーの使用時間(月)は何時間くらい?
ヨーグルトメーカーの使用時間は、どのくらいの頻度で利用するか、何を作るかで決まります。
頻度はかんたんにイメージできると思いますが、機種によってはヨーグルト以外の低温調理なども可能で、私は日に複数回利用するケースもあります(笑)
今回は目安ですので、二日に1度という月15日で計算をしています。
一人暮らしだと、1回の使用で牛乳パック1本分をヨーグルトに変えるので、二日に1回でも十分でしょう。
また、ヨーグルトメーカーでは通常のヨーグルト以外にも、カスピ海ヨーグルト、ギリシャヨーグルト、ケフィア、甘酒なども作れてしまいます。
作る料理やヨーグルトの種類ごとの設定温度については、「【ヨーグルト別】失敗しないヨーグルトメーカーの温度・時間設定の早見表」でまとめているので参考にしてください。
料理によってヨーグルトメーカーの稼働時間が変わるのですが、一般的なヨーグルトであれば7時間〜8時間くらいでOK!
今回は1回の使用を8時間として、1か月で8時間×15日の120時間を用いています。
1kWhの電気代はいくら?
先ほども少しだけ触れましたが、1kWhの電気代は電力会社と契約しているプラン、利用する時間帯によって変化するのです。
そのため、一概には言えないのですが、全国家庭電気製品公正取引協議会では1kWhの電気料金の目安として27.0円が使用されています。
だから、今回は1kWhを27.0円として計算していますが、契約している電力会社などへ確認した方が正確でしょう。
まとめ:ヨーグルトメーカーの電気代は97.2円/月|その他のランニングコストは?
以上を元にヨーグルトメーカーの電気代を計算すると
30×120×27.0÷1000=97.2円
となります。
二日に1回のペースで利用しても、1か月あたりおよそ100円なので経済的ですよね。
ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作るのに必要なランニングコストは、電気代、牛乳、タネ菌(市販されているヨーグルトなど)くらいです。
使っているスプーンや保存容器が破損した場合には別途購入が必要ですが、ヨーグルトメーカーを使えばけっこうお得に自家製ヨーグルトが作れてしまいます!