ヨーグルトは冷凍しても乳酸菌は死なない?上手に保存する方法は?

ヨーグルトは冷凍しても乳酸菌は生きている?

乳酸菌には、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を正常化する効果が期待できます。
腸内の悪玉菌が増えると、便秘やお腹の中でガスがたまり、健康や美容にも悪い影響があります。
乳酸菌は、生きた菌と死んだ菌では働きが異なります。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は冷凍すると死んでしまうのでしょうか。
冷凍保存の乳酸菌、栄養素への影響、ヨーグルトの上手な冷凍保存、解凍の方法、冷凍ヨーグルトを使ったレシピなどを紹介していきます。

ヨーグルトの乳酸菌は冷凍しても死なない?

乳酸菌は熱や酸に弱いので、食事で摂取しても胃酸や胆汁酸によって死菌となってしまう場合があります。
では、ヨーグルトを冷凍した場合にも乳酸菌は死んでしまうのでしょうか。
乳酸菌は熱によって死んでしまうことはありますが、冷凍庫での保存な場合には菌は休眠状態に入ります。
ヨーグルトは、発酵を進めるため買ってから時間が経つと徐々に酸味が増します。
冷凍され休眠している乳酸菌は、このような代謝活動をしていない状態になります。

賞味期限が近いが食べきれないものは、冷凍することで長持ちさせることができます。
冷凍保存した場合には、1ヶ月程度を目安に食べきるようにしましょう。
冷凍で菌は死にませんが、それは乳酸菌以外の菌でも一緒です。
保存期間はあくまでも目安ですので、一度開封したもの、口をつけたものの保存方法には十分注意を払いましょう。

また、ヨーグルトの種菌も冷凍保存することができます。
冷凍した種菌を解凍する場合には、常温か、冷蔵庫での自然解凍をしましょう。

ヨーグルトの栄養素は冷凍で失われる?

乳酸菌は冷凍によっては死にませんが、他の栄養素への影響はあるのでしょうか。
ヨーグルトは低カロリーで高タンパクな食品です。
牛乳を乳酸菌が発酵させることでヨーグルトになります。
そのため、牛乳の栄養素がヨーグルトには含まれていると言えます。
冷凍保存は、これらの栄養素へ影響はしません。

ですが、解凍する場合には要注意です。
栄養素が損なわれることはありませんが、ヨーグルト本来の美味しさが失われてしまいます。
解凍したヨーグルトは食感が悪くなり、風味が失われます。
一度冷凍したヨーグルトは、フローズンヨーグルト、もしくは半解凍くらいで食べるのが良いでしょう。

冷凍したヨーグルトの上手な解凍方法はあるの?

冷凍したヨーグルトはシャーベットやフローズンのまま食べるのがおすすめです。
しかし、どうしても解凍したい場合には電子レンジなどで急激な解凍はせずに、冷蔵庫でゆっくりと自然解凍していくのが良いでしょう。
プレーンヨーグルトは、冷凍しても味はないままなので、美味しく食べるには砂糖やフルーツ、ジャムを加えるのが良いでしょう。

冷凍庫でフローズンヨーグルトが作れる?

自宅の冷凍庫で、フローズンヨーグルトを作るのはとても簡単です。
市販の小分けカップタイプのヨーグルトであれば、そのまま冷凍庫に入れるだけでOKです。
大きな容器に入っているタイプは、冷凍しても大丈夫な容器に必要な量を入れて凍らせるのが良いでしょう。
砂糖やフルーツ、ジャムを加えて甘味を加えることもできますし、牛乳を混ぜてなめらかさを調節することもできます。
様々なヨーグルトや、オリジナルのレシピで自家製フローズンヨーグルトを作ってみましょう。

フローズンヨーグルトはアイスよりも低カロリーでダイエットにおすすめ?

夏だけでなく、一年中様々なアイスが販売されていますが、気になるのがカロリーですよね。
市販のアイスクリームよりもフローズンヨーグルトは比較的、カロリーは控えめです。
また、自分で作る場合には砂糖などの量も調整できるので、ダイエット中にも優しいスイーツと言えそうです。

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