5種類のヨーグルトを比較|ハードタイプとソフトタイプのヨーグルトの違いは?

ヨーグルトには5種類ある?その違いとは?

ヨーグルトは発酵乳の1つです。
原料の牛乳に、乳酸菌などを加え発酵させたものです。
また、この発酵乳を加工することで乳酸菌飲料ができます。

発酵乳の基準は、厚生労働省によって次のように定められています。
”乳又はこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌又は酵母で発酵させ、糊状又は液状にしたもの又はこれらを凍結したもの”
(乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)

ヨーグルトに関して、日本では基準はありませんが、世界ではブルガリア菌とサーモフィルス菌が主に使われてきました。
日本国内で市販されているヨーグルトは、プレーンヨーグルト、ハードヨーグルト、ソフトヨーグルト、ドリンクヨーグルト、フローズンヨーグルトの5種類に分類できます。

ヨーグルトの5つのタイプ

プレーンヨーグルト

牛乳などを、砂糖や香料などの添加物を加えずに乳酸発酵させたものです。
砂糖を使っていないので、加糖タイプと比べて低カロリーなので、ダイエット中にもおすすめのシンプルなヨーグルトです。

ハードヨーグルト

砂糖や果汁などが加えられており、ゼラチンや寒天などで固めたタイプのヨーグルトです。
明治時代に日本で初めて作られたヨーグルトは、このハードタイプと言われています。
また、ゼラチンや寒天を使用せずに作る場合もあります。

ソフトヨーグルト

発酵後のヨーグルトをかき混ぜることで、なめらかな舌触りにします。
フルーツヨーグルトに多いタイプのヨーグルトです。

ドリンクヨーグルト

通常のヨーグルトと成分的には大きな違いはありませんが、攪拌し細かくすることで液状にしたヨーグルトです。甘味料や果汁が加えられているので飲みやすいのですが、その分カロリーには注意が必要です。

フローズンヨーグルト

1970年代にアメリカで誕生した比較的新しい種類のヨーグルト。
ヨーグルトに空気を含ませて冷凍することでできますが、冷凍しても乳酸菌は生きた状態で摂取することができます。
アイスクリームメーカーで作ることもできます。

その他のヨーグルトの種類は?

上の5種類の分類以外にも、使用している菌や作り方によっても分けることができます。
例えば、ブルガリアヨーグルトはその名の通り、ブルガリア生まれのヨーグルトです。
ブルガリア菌とサーモフィラス菌による発酵が、ブルガリアヨーグルトである事の1つのポイントと言えます。

また、カスピ海ヨーグルトは、コーカサス地方のたね菌を使用して作られたことに由来し、粘り気があるのが特徴です。
ギリシャヨーグルトは、水切りヨーグルトとも言われ、その製法がギリシャの製法であることが由来です。
濃縮されたチーズのような食感で、料理などにも使われます。

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