ホットココアヨーグルトが冷え性や風邪にも良いらしい?

冬になると風邪をひきやすい、冷え性で手足の先が冷えるという方におすすめしたいのが「ホットココアヨーグルト」です。

その名の通り、ホットココアにヨーグルトを入れたものなのですが、作り方に注意をしないとせっかくの乳酸菌が死んでしまう可能性があります。

乳酸菌の入ったヨーグルトと、カカオポリフェノールなどの栄養がたっぷりのココアを使ったホットヨーグルトココアの作り方を見ていきましょう。

ホットココアヨーグルトの材料

ホットココアヨーグルトの材料です。

  • 牛乳・・・150ml
  • ココアパウダー・・・ココア1杯分
  • ヨーグルト(プレーン)・・・スプーン2杯程度
  • はちみつ・・・適量

牛乳が苦手な方は、お湯でココアパウダーをといても構いません。
ヨーグルトを入れすぎると酸味が強くなりすぎるので、量は好みによって調節すると良いでしょう。

ホットココアヨーグルトの作り方

まずは、普通にホットココアを作ります。

牛乳を鍋で温めても良いですが、鍋を使うのが面倒であればレンジを使用しても構いません。
ただし、長時間加熱すると突沸するので1分半くらい温めた後に、10秒ずつ様子を見るようにしましょう。

ココアパウダーが溶けるくらいに牛乳が温まったら、牛乳にココアを加えてよく混ぜます。

ホットココアを作ったら、プレーンタイプのヨーグルトをスプーン2杯程度加えます。

ヨーグルトが玉になっていると食感が悪いので、ヨーグルトを入れたらかき混ぜましょう。

最後にはちみつを加えれば、「ホットココアヨーグルト」の完成です。

ホットココアヨーグルトが風邪や冷え性に良い理由

冬は乾燥で菌が増えやすい時期です。
さらに喉などの粘膜が乾燥することで、菌が体内に侵入しやすい環境になってしまいます。

そのため、加湿器や空気清浄機などで空気環境を整えることも大切なのですが、体の中から対策をすることも重要になります。

そこで、ヨーグルトとココアの成分がとてもおすすめなのです。

ヨーグルトの乳酸菌が腸内環境を整えて免疫力が上がる?

ヨーグルトには乳酸菌という菌が含まれています。

もともと、牛乳を乳酸菌が乳酸発酵させることでヨーグルトはできます。
自然界にも存在する乳酸菌は、食品に入っていても味への影響も少なく、長年食べ続けられているため安全性も高いのです。

人の腸にも様々な菌が住んでおり、その菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類に分類されます。
善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすことで、良い腸内環境を作り出すことができます。

実は、腸というのは栄養分の消化吸収だけでなく、免疫機能も担っています。
ヨーグルトの乳酸菌を摂取することは、腸内環境を整えるのに役立つので免疫機能の向上にもつながるとされています。

ココアのカカオポリフェノールには冷え性に効果がある?

冷え性の原因は1つではありませんが、その1つは毛細血管の機能が衰えていることです。
ストレスを減らす、よく眠る、適度に運動をすることなども毛細血管のためには必要ですが、食べ物からも改善することができます。

ココアに含まれるカカオポリフェノールには、血管を拡張する働きが期待できるのです。

他にも、シナモンなども血管の拡張効果がある食品として注目されています。
シナモンもヨーグルトとの相性が良いので、シナモンヨーグルトなどにしても良いでしょう。

ホットココアヨーグルトを作る場合の注意点

ホットココアヨーグルトを作る時には、温度の上げすぎに注意をしなければいけません。
乳酸菌などの菌には、活動を活発にする適温というのがあります。

多くの菌は冷蔵庫などの低い温度では活動が鈍ります。
乳酸菌も同じく、冷蔵庫に入っている状態では活発には活動できません。

そこで、ホットココアと混ぜることで乳酸菌が活動しやすい温度になるのですが、逆に温度が高すぎてもよくありません。

乳酸菌は低温では休眠状態になるだけですが、高温だと菌自体が死んでしまいます。
人肌と同じくらいの温度を目安にすると良いでしょう。

沸騰したお湯や牛乳でココアを作ってしまうと、熱で乳酸菌が死滅する可能性が高いので、温度の管理には注意を払いましょう。

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