スーパーやコンビニに行けばいろんな種類のヨーグルトが売られていますが、値段はピンキリですよね。
安いものだと大きいパックでも100円で購入できますが、特別な乳酸菌が含まれている場合には小さくても150円〜200円くらいすることも。
毎日ヨーグルトを食べているかたにとっては、ヨーグルト代はバカにできない問題なのです。
そんなときは、ヨーグルトメーカーを使って手作りすることをおすすめします。
この記事では、市販品を買うのと、手作りヨーグルトとではどのくらい金額に差が出るのか、ヨーグルトメーカーの方がお得になるラインについて説明していきます。
ヨーグルトメーカーで手作りすれば経済的だが初期投資は必須!
ヨーグルトメーカーを使うことで、普通に売られているヨーグルトを食べるよりも1か月あたり650円お得になります。
650円というと小さな金額に感じるかもしれませんが、年間だと7,800円なのでそこそこ大きな金額です。
さらに、手作りヨーグルトに使用する材料費も節約ができるので、実際にはもっと低コストで作ることもできます。
ただ、ヨーグルトメーカーを持っていない場合には、初期投資として3,000円〜5,000円は必要です。
初期投資をすれば、あとは毎月節約が可能になるので、ヨーグルトメーカーを使えば十分に節約ができると思います。
目次
一般的な市販品ヨーグルトを1か月食べた場合はいくら?
市販されているヨーグルトは400g入りの大きなパックでも100円〜150円あれば購入できます。
毎日朝晩に100gずつ食べれば、2日で1パックを食べきるので、1か月だと
15パック×150円=2,250円
となります。
家族も食べる場合には1日1パックということも十分にありますが、とりあえずは1人の場合で比較をしていきます。
ヨーグルトメーカーで自家製ヨーグルトを1か月作る費用はいくら?
ヨーグルトメーカーで自家製ヨーグルトを作る場合に1か月あたり約1,600円必要です。
1Lの牛乳(150円)と400gのヨーグルト(150円)で1,200g〜1,300gの自家製ヨーグルトができます。
1日200gずつ食べれば、だいたい6日のスパンで消費するため、6日で300円、30日で1,500円の計算です。
そこに電気代として100円/月を足して1,600円なので、市販品を買うよりも650円/月お得ということになります。
ヨーグルトメーカーはいくらで買える?
ヨーグルトメーカーを持っていない人は、まずはヨーグルトメーカーを購入しなくてはいけません。
家電量販へ行けば何種類かは置いてありますが、安いものだと2,000円代からで、高いものだと10,000円程度します。
値段に幅はありますが、温度などの調整ができるタイプでも3,000円〜5,000円で購入できるので、初期費用の予算として5,000円を見積もっておけば問題ないでしょう。
手作りヨーグルトに必要な材料費はいくら?
手作りヨーグルトの材料は、牛乳と種菌の2つです。
種菌は、粉末状の乳酸菌を購入することもできますが、市販されているヨーグルトを使っても構いません。
牛乳は、低脂肪牛乳や加工乳は固まりにくいので向いていませんが、1本150円くらいで売っている普通の牛乳でOKです。
ヨーグルトメーカーで使える牛乳の種類については「ヨーグルトメーカーで使える牛乳の種類|低脂肪牛乳や成分調整牛乳は固まらない?」で詳しく説明しています。
ヨーグルトメーカーの電気代は月何円?
ヨーグルトメーカーはスイッチを入れている間は電力を消費するので、多少の電気代がかかります。
ですが、エアコンや冷蔵庫などの大きな家電と比較するとかなり電気代は低いです。
モデルや使用頻度によって異なりますが、およそ100円/月くらいを見ておけば良いでしょう。
もっと詳しくヨーグルトメーカーの電気代について知りたいかたは「ヨーグルトメーカーの電気代は月いくら?ワット数と使用日数で計算する方法」を参考にしてください。
ヨーグルトメーカーで元を取る方法|割高・割安になるラインとは?
ヨーグルトメーカーが欲しいけど、お金を払って買っても利用しなくなるともったいないと考えている人も多いでしょう。
手作りヨーグルトは節約になりますが、初期費用が必要なので途中で手作りをやめてしまうと逆に損をする可能性もあります。
では、実際にどのくらい利用すれば元が取れるのでしょうか?
ヨーグルトメーカーを税込5,000円で考えると、手作りすることで浮くお金は650円/月だったので約8か月で元が取れることになります。
月 | ヨーグルトメーカー | 市販品 |
1 | 6,600円 | 2,250円 |
2 | 8,200円 | 4,500円 |
3 | 9,800円 | 6,750円 |
4 | 11,400円 | 9,000円 |
5 | 13,000円 | 11,250円 |
6 | 14,600円 | 13,500円 |
7 | 16,200円 | 15,750円 |
8 | 17,800円 | 18,000円 |
ヨーグルトメーカーがあってもあまり使わない、週に1回くらいしかヨーグルトを食べないとなるとむしろ割高に感じるかもしれませんね。
ヨーグルトメーカーでお得に手作りヨーグルトを作るコツ
ヨーグルトメーカーでコスト重視で自家製ヨーグルトを作るときのポイントは材料費を抑えることです。
ヨーグルトメーカーは電気代はあまりかからないので、牛乳と種菌の原材料費を抑えることで月のランニングコストを下げられます。
まず、牛乳は1Lのものを使いましょう。
小さな500mlパックは大きさに比べて価格はそこそこするので、おすすめできません。
あと、ヨーグルトの風味をどこまで求めるかにもよりますが、そこまで良い牛乳でなくても十分美味しいヨーグルトはできます。
加工乳だと上手く固まらないケースもあるので、種類別名称が「牛乳」となっているものが推奨ですが、実は低脂肪牛乳などでもヨーグルトを作ることは可能です。
固さと風味は若干落ちますので、価格と相談しながらコスパの良いものを見つけてください。
次に種菌についてです。
この記事では、毎回新しいヨーグルトを購入して種菌にすることを前提に計算をしました。
ですが、手作りヨーグルトを自体を種菌にすることも可能なので、2回目以降は種菌用にヨーグルトを買わないという選択肢もあります。
繰り返していると菌の力が弱くなるので限度はありますが、2回〜3回なら問題ありません。
そのため、3回ペースで種菌を購入するなら、ヨーグルトを購入するのは月2回程度となります。
まとめ:ヨーグルトメーカーなら約8か月で元が取れる!手作りすればお得で高コスパ
前提条件によって計算は変わりますが、毎回ヨーグルトを購入するのではなく、自宅でヨーグルトメーカーで手作りをすれば月650円くらいの節約になります。
5,000円のヨーグルトメーカーを購入しても、8か月もあれば十分に元が取れるということです。
ヨーグルトの消費量が多いかたはヨーグルトメーカーを使えば、経済的でお得になります。
温度の設定ができるタイプならヨーグルト以外にも、甘酒やチーズ、ローストビーフなども作れるので、飽きずに使用できると思います。
お得で便利なヨーグルトメーカーをぜひ使ってみてください!