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ヨーグルトは糖質制限してても食べて大丈夫?
糖質制限は決まった方法があるわけではなく、どのくらいまで糖質を制限するかで厳しい糖質制限、ゆるい糖質制限などに分けられます。1日の糖質摂取量をどのくらいにするかによりますが、ヨーグルトは比較的、糖質が少ない食品なので、糖質制限中にも食べることが可能です。
しかし、ヨーグルトの種類によっては、糖質制限中には避けたいものもあるので注意が必要です。
そもそも糖質制限ってなんなの?
主食になるようなご飯やパン、パスタなどの麺類には糖質が含まれています。
糖質は、体を動かすエネルギーになる重要な栄養の1つです。
この糖質を取らないようにする、もしくは摂るようを制限するというのが糖質制限です。
エネルギーは、脂質やたんぱく質からも作られますが、糖質はエネルギーになるのが比較的早いという特徴があります。
ですが、摂取した糖質の全てがエネルギーに変換されるのではなく、半分程度はグリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄えられ、脂肪に変わります。
この糖質の摂取量が少ないと、体内では脂質がエネルギーに変換されるようになるので、ダイエットに効果的であると言われています。
ダイエットの天敵?糖質の正体とは?
糖質を取らないようにする、と言うとご飯とかの炭水化物を食べないとイメージするかもしれません。
しかし、厳密に言うと糖質と炭水化物は同じものではありません。
炭水化物から食物繊維を除いたものが糖質になります。
食物繊維がどのくらい含まれているかで、炭水化物に含まれる糖質の量も異なるということです。
そのため、同じ炭水化物でも白米と玄米で含まれる糖質の量は違います。
また、意外なことに野菜にも糖質が多く含まれるものがあります。
例えば、ジャガイモやサツマイモなどの芋類や、レンコンやゴボウなどの根菜などは比較的、糖質が多い野菜と言えます。
糖質制限中でも食べて良いヨーグルトとは?
では、糖質制限をしている時は、ヨーグルトを食べても良いのでしょうか。
普段食べているヨーグルトにだいたいどのくらいの糖質が含まれているかは、パッケージの側面などを見るとわかります。
「だいたい」というのは、栄養成分表示では「糖質」としての記載がなく、炭水化物として記載されているためです。
一切糖質を摂らないのは、健康上問題があると言われています。
そのため、1日に摂る糖質量を一定以下にしようとする場合、ヨーグルトは効果的です。
糖質制限中にどのくらいの量を上限とするかは、意見が分かれているのが現状ですが、1つの目安として1日100gと言う基準があります。
目安ですが、砂糖が入っていないプレーンタイプのヨーグルトであれば、100gに含まれる炭水化物は5g程度です。
そのため、ヨーグルトは十分低糖質な食品といえ、糖質制限中も食べても良いでしょう。
糖質制限中に食べてはいけないヨーグルトの見極め方
しかし、糖質制限中に食べても良いと言えるのは無糖タイプのヨーグルトです。
コンビニなどでも買うことができるフルーツヨーグルトには、炭水化物が比較的多く含まれています。
100gくらいの1パックに、倍の10g前後の炭水化物が含まれているものもあります。
注意したいのは、脂肪ゼロや低脂肪と書かれていても炭水化物(糖質)は含まれているということです。
ただのダイエットであれば脂肪ゼロを選ぶことは重要ですが、糖質制限ダイエットをしているなら含まれている炭水化物にも注意をしましょう。
もちろん、ヨーグルト以外の食事でどのくらいの糖質をとっているかも重要ですので一概には言えませんが、糖質制限中にはプレーンタイプのヨーグルト選ぶのが良いでしょう。
市販のヨーグルトの糖質を比較!
1口にヨーグルトと言っても、含まれる糖質の量は異なります。
炭水化物と糖質は全くのイコールではありませんが、ヨーグルトの場合には炭水化物の量を糖質の量と見ても良いでしょう。
セブンイレブンのプライベートブランド、セブンプレミアムのプレーンヨーグルトの場合には100gあたり5.4gの炭水化物が含まれています。
同じプレーンヨーグルトでも明治ブルガリアヨーグルト(贅沢クリーミー生乳100)では100gあたり4.7gです。
また、最近話題のギリシャヨーグルトはどうでしょうか。
森永乳業株式会社の濃密ギリシャヨーグルトパルテノ(プレーン)は、100gあたり4.2gの炭水化物となっています。
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ヨーグルトは他の乳製品と比べて糖質高め?
ヨーグルトには糖質も含まれていますが、比較的低糖質なので、糖質制限中でも摂取しやすいと言えます。
では、他の乳製品の糖質はどのくらいなのでしょうか。
私たちにも馴染みが深い乳製品と比較していきます。
まず、牛乳ですが100mlにおよそ5gの糖質が含まれます。コップ一杯200mlと考えると、10g程度の糖質になります。
加えて、コーヒー牛乳などはそれ以上の糖質が含まれています。
また、チーズは種類によっても違うのですが、100gあたり1〜2g程度の糖質量です。
乳製品はダイエットには良くないと考えている方もいるかもしれません。しかし、糖質量で考えると摂りすぎなければダイエットにもおすすめの食品といえます。
糖質制限中にもおすすめのヨーグルトレシピ!
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ヨーグルトを食べる時間はいつが良いの?おすすめの食べ方は?
糖質制限中のヨーグルトの食べ方に気をつけたほうが良いことはあるのでしょうか?
まず食べるタイミングですが、ヨーグルトは夜に食べるほうが良いと言われています。
ヨーグルトには乳酸菌が含まれおり、乳酸菌は善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きをします。
夜は腸のゴールデンタイムと言われており、腸の働きが活発になります。
成長ホルモンが出やすく、肌の生まれ変わりや健康維持にも関係する睡眠のゴールデンタイムと同じ22時から〜深夜2時が腸にとっても重要な時間になります。
そのため、夕食にヨーグルトを食べることで、腸内フローラを善玉菌優勢にして、便通の改善や溜め込まない体づくりを目指すことができます。
ここで注意したいのは、夜でも寝る前には食べないということです。
通常の生活リズムで暮らしていれば、人は主に日中に多くカロリーを使い、夜には消費活動は穏やかになります。
だから、夜寝る前に大量のカロリーをとってしまうと、摂取したエネルギーは使われずに溜め込まれてしまいます。
ダイエット中は特に、夕食の時間を早める、夜は食べる量を抑えるなどの工夫をしましょう。
糖質制限中のヨーグルトまとめ
糖質とは、炭水化物から消化されない食物繊維などを除いたものです。ヨーグルトの栄養成分表示を見ると、プレーンタイプであれば炭水化物が100gあたり5g前後なので、糖質制限中であっても食べやすい食品です。ただし、砂糖や甘味料が入っているもの、果物が入っているものはプレーンタイプの倍近い糖質量になる場合もあります。
糖質制限中には、砂糖の入っていないプレーンタイプを選ぶようにしましょう。
また、食べる時間は腸のゴールデンタイムと言われる夜がおすすめです。
ですが、寝る前に食事をすると、とったエネルギーは使われずに太りやすくなりますので、夕食と就寝の間を開けるようにしましょう。