ケフィアヨーグルトの成分は普通のヨーグルトと違うの?

ケフィアヨーグルトの成分は?

ケフィアは通常のヨーグルトとは違い、乳酸菌に加えて酵母も発酵を行う複合発酵による乳製品です。ケフィアは、日本ではヨーグルトキノコとも言われています。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内環境を整えると言われていますが、ケフィアにはどのような成分が含まれているのでしょうか?
ケフィアに含まれる成分について説明していきます。

ケフィアヨーグルトの栄養素

ケフィアもヨーグルトも牛乳などを乳酸菌や酵母などが発酵させることでできます。
そのため、ケフィアもヨーグルトも、牛乳に近い栄養素になります。
ケフィアに含まれる主な栄養素は以下のものがあります。

ケフィアに含まれるビタミンB群

牛乳と同じようにケフィアには、ビタミン類が豊富に含まれています。
ケフィアには、ビタミンB2、B6、B12などが含まれています。
ビタミンB類は代謝や美容などにも関係している体にとって重要な栄養素です。
また、ケフィアには葉酸も含まれており、貧血予防の観点からも積極的に取りたい栄養素です。

ケフィアに含まれる乳酸カルシウム

牛乳に含まれる栄養素といえばカルシウムがよく知られています。
カルシウムは骨を丈夫にするのに必要で骨粗しょう症を予防したり、イライラを抑えたりするのに効果的です。
ケフィアに含まれているのはただのカルシウムではなく、乳酸カルシウムと言うカルシウムを乳酸発酵させた栄養素が含まれています。
通常のカルシウムよりも体に吸収されやすいと言う特徴があります。

ケフィアに含まれる乳酸菌と酵母

通常のヨーグルトは、牛乳などを乳酸菌が発酵させることでできます。
例えば、ブルガリアヨーグルトを作り出す乳酸菌は、ブルガリア菌とサーモフィラス菌の2つの乳酸菌が発酵させます。
一方でケフィアは、乳酸菌だけでなく酵母も発酵を行う共生発酵によってできます。
複数の乳酸菌と複数の酵母がケフィアを作り出しています。

人の腸内には、様々な腸内細菌が住み着いています。
人の体に良い影響を与える菌を善玉菌、悪い影響を与える菌を悪玉菌と分類することができます。
腸内環境を整えるには、この善玉菌を増やし、悪玉菌の割合を減らしていくことが大切です。
そして、もう一つ重要なことが様々な種類の腸内細菌を取り入れることです。

人の腸内には数え切れない数の細菌が住んでいますが、その種類も多岐にわたります。
菌も生物なので環境の変化や他の菌の影響を受けて、数が減ったり、いなくなってしまったりする可能性があります。
菌の種類が少ないということは1つの変化で、大きく腸内環境への影響が出てしまいます。
そのため、様々な菌や酵母を摂取していくことが重要になります。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Pick Up記事
腸内環境を良くしたいと考えているなら、ケフィアがおすすめです。

ヨーグルトは、1種類か2種類の乳酸菌が牛乳を発酵させるのですが、ケ…