【ヨーグルトメーカー】容器やスプーンの正しい熱湯消毒の方法|電子レンジOK?

ヨーグルトメーカーで手作りヨーグルトを作っているかたにとって悩ましいのが「容器の熱湯消毒が面倒」問題ですよね?

ヨーグルトを作るときに別の雑菌が入り込んでしまうと、うまく固まらないなどの原因にもなりますし、雑菌が繁殖するとお腹を壊してしまう可能性も!

ヨーグルトメーカーに付属の専用容器を使っている場合には、取扱説明書の熱湯消毒をする方法に従うのが確実です。

ただ、別の容器を使っている、ヨーグルトメーカーを使わずに発酵させているかたもいますよね。

そんなかたのために、今回はヨーグルトメーカーを使う前にしておきたい煮沸消毒の方法について説明していきます。

手作りヨーグルトは衛生面が重要!煮沸消毒って本当に必要?

自宅でヨーグルトを作るときは衛生面に細心の注意を払いましょう。

ヨーグルトの原料は牛乳なので、比較的悪くなりやすいものなのです。
ヨーグルトメーカーを買った直後、手作りヨーグルトを始めた直後というのはしっかりと消毒していたかたが多いと思いますが、どうしても時間が経つと面倒になってきます。

ただ、室内には想像以上に雑菌が漂っています。
少しくらいなら口に入っても問題ないケースが多いのですが、中には危険性が高いものもあるのです。

菌は高温の状態で生きていくことはできないので、熱湯をかけたり、沸かしたお湯につけたりすることで殺菌ができます。
それでは、具体的な熱湯での消毒方法を見ていきましょう。

容器を熱湯で消毒する方法

熱湯消毒をする場合には、容器の素材によって正しい方法が異なります。
例えば、使う熱湯の温度が高過ぎたり、長時間つけ過ぎたりすると容器が変形する原因となるのです。

そのため、熱湯に消毒したい容器をつける方法をおすすめします。
まずは、キレイに洗った大きめの容器に沸かしたお湯を溜めます。

お湯の量は、容器が十分に浸かるだけを準備してください。
あとは、3分くらい放置をすれば熱湯消毒の完了です。

容器を熱湯消毒するときの注意点

ただし、容器の熱湯消毒には何点か注意すべきこともあります。

間違った方法で進めてしまうと、せっかく殺菌しても意味がなくなってしまいます。

消毒した後の容器は拭かない

熱湯で殺菌したあとは、軽く水気を払うようにしましょう。
クセで、布巾などで拭いてしまうと、そこから菌がついてしまう可能性があるのです。

もちろん、手にも雑菌はついているので、ヨーグルトメーカーを利用するときは手をしっかりと洗っておきましょう。

鍋での煮沸消毒ができない容器もある

沸かしているお湯に容器をつけても消毒することはできますが、容器によっては変形の原因となることもあります。

取扱説明書に鍋での煮沸ができると記載されていればOKですが、そうでない場合には、鍋での煮沸消毒は避けたほうが無難です。

電子レンジを使った消毒方法には注意が必要

容器に薄く水を張り、沸騰するくらいまでレンジでチンしても消毒ができます。
あまり水を多く入れすぎると上手く沸騰せずに、容器全体を消毒することができません。

ただ、レンジを使った方法も対応している容器と、そうでない容器とがあります。
一見、かんたんで便利なように見えますが、容器が対応しているかどうかが分からない場合には止めておきましょう。

また、レンジを使う場合にも手をよく洗い、消毒した後の容器を拭いてはいけません。

熱湯消毒が面倒なら牛乳パックを使うのがおすすめ

ヨーグルトメーカーを使うのであれば、専用の容器ではなく、牛乳パックを使えば容器の衛生面を気にする必要がないのでおすすめです。

牛乳とヨーグルトを混ぜるスプーンの消毒は必要ですが、スプーンだけなら電子ケトルなどで沸かしたお湯をかけるだけでもかんたんに殺菌できます。

それも面倒なら、開ける前の牛乳パックとドリンクタイプのヨーグルトを使うと良いでしょう。
スプーンで混ぜなくて良いので、かなり楽になります。

乳酸菌はお腹に良いですが、継続して摂取する必要があるのです。
殺菌などのメンテナンスが面倒だと長く続けるのも難しくなるので、ヨーグルトの作り方を工夫して長く健康習慣を続けてください。

まとめ:ヨーグルトメーカーの熱湯消毒は3分程度の浸け置きでOK!

ヨーグルトを作るのに、乳酸菌以外の雑菌が入り込んでしまうと、上手く固まらないなどの失敗の原因になります。

雑菌が増えてお腹を壊すのも嫌なので、容器を使うときはしっかりと殺菌しましょう。
熱湯による消毒は、キレイに洗った大きめの容器に消毒したい容器を入れて、十分に浸かる量のお湯を注ぎます。

3分程度で殺菌完了なので、あとは布巾では拭かずに水を切って使用しましょう。
鍋での煮沸消毒、電子レンジでの消毒には対応していない容器も多いので、確実でなければこの方法を選択するのがおすすめです。

消毒が面倒なかたは、牛乳パックと飲むヨーグルトを使って手作りすると熱湯殺菌の必要はありません。
作り方を工夫して、ヨーグルト生活を継続していきましょう!

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