ヨーグルトメーカーで作れるのはヨーグルトだけではありません。
温度を調整すればコンビニで売っているような「サラダチキン」を作ることもできます。
この記事では、ヨーグルトメーカーを使ったサラダチキンの作り方を説明していきます。
ヨーグルトメーカーでサラダチキンを作るときの温度と時間の設定
ヨーグルトメーカーには、温度と時間を調整できないタイプもあります。
ヨーグルトしか作れないモデルは、ブルガリアヨーグルトの発酵に適した「40℃・7時間」くらいがデフォルトです。
サラダチキンを作るためには、ヨーグルトメーカーを65℃で3時間に設定する必要があります。
そのため、温度などの調整ができないモデルではサラダチキンを作ることができません。
生の鶏肉を使用するので、40℃では十分に加熱できないので注意しましょう。
また、ヨーグルト以外を作る場合には、牛乳パックではなく、別の容器を使います。
つまり、サラダチキンを作るには①「温度・時間調整ができる」、②「別容器が使える」ヨーグルトメーカーが必要ということです。
目次
ヨーグルトメーカーでサラダチキンを作る方法
それでは、早速、ヨーグルトメーカーでのサラダチキンの作り方を見ていきましょう。
まずは、用意する材料です。
【材料と分量】
鶏肉(胸・もも・ささみ)・・・200g
オリーブオイル・・・適量
マジックソルト・・・適量
ジップロック
鶏肉はもも肉でも、胸肉でも、ささみでもOKです!
今回は、ヘルシーなささみ2切れを使っています。
最初に、鶏肉に下味をつけていきます。
鶏肉にオリーブオイルとマジックソルトを適量ふりかけて、30分程度、冷蔵庫で寝かせましょう。
下味が馴染んだら、鶏肉をジップロックに移して、空気を抜くようにしてチャックを閉じます。
ジップロックを専用の容器に入れて、しっかりと鶏肉が浸かる量のお湯を流し込んでください。
一度にたくさんの量の鶏肉を調理しようと思うとお湯の量が少なくなり、十分に加熱するのが難しくなります。
ジップロックと容器の間に十分な隙間ができていることを確認すると失敗は少なくなるでしょう。
鶏肉の準備ができたら、容器をヨーグルトメーカーにセットしてください。
設定を65℃・3時間にして、スタートボタンを押せば完了です。
ヨーグルトメーカーで作ったサラダチキンの味の感想
使う鶏肉の種類や部位によっても味が変わるとは思いますが、3時間ヨーグルトメーカーで温めておくだけで、しっかりと中まで火が入ったサラダチキンができました。
単純に焼いたり、茹でたりではできないしっとり感があり、コンビニやスーパーで販売されているものと比較しても負けていないと思います。
あとは、自分で部位や味付けを工夫できるのも大きなメリットです。
薄味にしたい、カロリーを抑えたいという調整がかんたんにできるので、慣れてきたら自分なりのレシピを考えても面白いでしょう。
失敗を防ぐ!ヨーグルトメーカーでサラダチキンを作るときの注意点
ヨーグルトメーカー で低温調理をするときの注意点は、温度と保温する時間です。
サラダチキンは生の肉から調理をするので、設定を間違うと十分に加熱されていないという失敗につながります。
もし、包丁を入れてみて芯の部分に赤みが残っている場合には無理をせずに再加熱しましょう。
また、ヨーグルトメーカーにセットしたけど、スイッチを押し忘れてしまったという場合は危険です。
十分な加熱をせずに放置してしまうと雑菌が繁殖してしまうリスクがあります。
サラダチキンを作るときはしっかりと加熱されているかに注意を払いましょう。
まとめ:ヨーグルトメーカーでサラダチキンをかんたん調理!
ヨーグルトメーカーでサラダチキンを作るための材料と手順をまとめます。
【材料と分量】
鶏肉(胸・もも・ささみ)・・・200g
オリーブオイル・・・適量
マジックソルト・・・適量
ジップロック
【手順】
1)鶏肉にオリーブオイルとマジックソルトを合わせる
2)冷蔵庫で30分寝かせる
3)ジップロックにいれてよく空気を抜く
4)専用容器に入れて熱湯を注ぐ
5)ヨーグルトメーカーを65℃・3時間に設定して保温開始
低温調理で重要なのは、温度と時間です。
冬場などの室温が低い時期は温まるまでに時間がかかるケースもあるので、ちょっと高め、長めに設定しても良いでしょう。
低温調理器と同じレベルでは温度管理ができないので、できあがったら中までしっかりと火が通っているかを確認してください。