ラクトフェリンで胸が大きくなるって本当?バストアップに効果あり?

ラクトフェリンはバストアップに効果ある?

ラクトフェリンそのものにバストアップの効果は期待できません。
ただ、美しい胸や成長ホルモンのことを考えると、積極的に摂りたい成分であると言えます。

ラクトフェリンの効果や、どのような食品に含まれているかについて説明していきます。

ラクトフェリンってどんな成分?

ラクトフェリンとは、哺乳類の母乳に含まれる糖タンパク質と言われる成分です。
母乳のほか、涙や汗にも含まれています。

牛乳にも含まれていますが、その量はごく少量なうえ、牛乳のラクトフェリンは殺菌する過程でその成分が失われてしまいます。
深刻な副作用もなく、成分としての安全性も認められており、サプリメントなどにも配合されています。

ラクトフェリンの効果は?

ラクトフェリンには、ダイエット・内臓脂肪の減少、バストアップなど様々な効果があると言われています。
しかし、その効果の全てが実証されているわけではないので、情報をしっかりと集めることが重要です。

まず内臓脂肪の減少についてですが、これについては臨床試験によって効果が確認されています。
ラクトフェリンには、脂肪の分解を促進したり、脂肪が作られるのを抑制する効果があると分かってきたのです。
胃液や膵液に含まれる消化酵素であるリパーゼという成分の働きが活性化され、脂肪の分解を促してくれます。
生物の代謝にも関係するので、ダイエット中の方も積極的に摂りたい成分と言えます。

ただ、バストアップについては確かな実験結果が確認されているわけではありません。
胸を大きくする直接的な効果はありませんが、キレイなバストを維持したり、美容のためには摂取したい成分の1つであると言えます。

ラクトフェリンは美容と胸に良い?

ラクトフェリンと似た働きをする成分に乳酸菌があります。
ラクトフェリンはたんぱく質であり、乳酸菌は細菌です。
異なる物質なのですが、腸内環境の正常化や免疫力の向上に関係するという点では近いものと言えます。

この腸内環境を整える、というのが女性が気になる美容に大きく関係するのです。
腸内には体に良い働きをする善玉菌と悪い働きをする悪玉菌がいます。

乳酸菌やビフィズス菌は善玉菌の代表で、善玉菌は体の免疫機能を高め感染症を予防、花粉症などのアレルギー反応を緩和、便秘の改善などが期待できます。

また、善玉菌は悪玉菌の増殖も抑制してくれます。悪玉菌が増えると、体内で有毒なガスが過剰に生成され、体臭や肌へも影響します。

腸は健康な肌を作るのに必要な栄養を吸収して、不要な毒素を体外へ排出するのに重要な役割を担っています。
そのため、善玉菌を増やして、腸内環境を整えることは美容にもつながるのです。

この善玉菌を増やすには、善玉菌そのものを摂取するほか、善玉菌のエサになるようなものを摂る必要があります。
ラクトフェリンがまさにそれで、善玉菌が腸内で増えるのを手助けしてくれます。

また、キレイなバストへの働きとしては、成長ホルモンの分泌と関係してきます。
胸にかかわらず、体の成長や肌の生まれ変わりには成長ホルモンが重要です。

しかし、ストレスが多いと正常なホルモン分泌が阻害されることがあります。
ラクトフェリンは、ストレスの軽減にも関係すると言われています。

また、腸の働きを正常化して、バストへも運ばれる栄養分の吸収をよくすることも、重要です。

胸を大きくする成分ってあるの?

直接的に、この成分をとっていれば胸が大きくなるというものはありません。
では、バストケアサプリにはどのような成分が配合されているのでしょうか。

ポイントは、成長ホルモンです。
成長ホルモンは、成長期にしか分泌されないと勘違いしている方もいるかもしれませんが、実は、大人になっても分泌は続いています。
ただし、その量はピークと比べて減少するほか、ストレスや不規則の生活が続くことでも分泌が狂うことがあります。
そのため、食事を始め、生活リズムを整えることが、まずは重要になります。
また、ダイエットなどで十分に栄養をとっていないのもNGです。
体を作るたんぱく質や、肌にも関係するビタミンCをはじめとするビタミン類は積極的に摂りましょう。
加えて、女性ホルモンと似た働きをする成分も注目を集めています。
例えば、大豆イソフラボンや、植物性エストロゲンを含有するプエラリアなどが挙げられます。

ラクトフェリンを含むサプリメントは?

多くの会社がラクトフェリンサプリメントを販売しています。
例えば、ライオンや森永などの有名な会社からも発売されています。
その他にも多数のラクトフェリンサプリメントがあるので、どれを買うべきか迷ってしまいます。

ラクトフェリンサプリメントを選ぶときのポイントは、3つあります。
まずは、値段です。良いサプリでも、毎月の金額が高いと継続しにくいですよね。
サプリは普段の食事を補うものです。そのため、ある程度、継続して摂取することが大切です。
1ヶ月あたりの金額のほか、お試しはあるのか、定期購入は途中での解約ができるのかなどもチェックしましょう。

2つ目は、配合されている成分です。
ラクトフェリンは牛の乳にも含まれていますが、熱や酸に非常に弱いので、市販されている牛乳にはほとんど含まれません。
サプリメントに配合されているラクトフェリンの量のほか、熱や酸に負けない工夫がされているかも確認しましょう。

最後は、一緒に配合されている成分です。
ラクトフェリンは、善玉菌のエサになります。
腸内フローラを整えるなら、乳酸菌も一緒に含まれているサプリがおすすめといえます。

ラクトフェリンを含む食品は?

ラクトフェリンを、普段の食事で摂るにはどうしたら良いでしょうか。
ラクトフェリンは酸や熱に弱いので、食品の殺菌や加工などの過程で失われやすい成分です。
低温殺菌の牛乳やナチュラルチーズには、失われずにラクトフェリンが含まれている場合がありますが、ごく少量です。
食事でラクトフェリンを摂るなら、食品にラクトフェリンを付加しているヨーグルトなどを選ぶと良いでしょう。

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