温泉卵ってあんまり食卓に出ることがなくて、どっちかっていうと和食屋さんの定食とか、それこそ旅館の朝ごはんで食べるイメージを持っていました。
最近はコンビニでも売っているので、食べようと思えばかんたんに手に入るのですが、普通の生卵と比べると値段が上がってしまいます。
ですが、ヨーグルトメーカーを持っているかたなら、かんたんに生卵を温泉卵に変身させることができるのです。
今回は、ヨーグルトメーカーで温泉卵を作る方法について説明していきます。
ヨーグルトメーカーで温泉卵を作るのに最適な温度と時間
ヨーグルトメーカーを使うときに大切なのが、温度と時間の設定。
温泉卵の場合、温度・時間が不十分だと生に近く、反対に温めすぎだとただのゆで卵のようになってしまいます。
好みや室内の温度にもよりますが、基本的には「65℃・30分」でヨーグルトメーカーを設定しましょう。
目次
ヨーグルトメーカーを使った温泉卵の作り方
作り方と言えるほどのものではありませんが、実際に作った様子とともにレポートしていきます。
まずは、温泉卵を作るのに必要なものを用意しましょう。
- 生卵(1〜4個)
- 耐熱性のある容器
- お湯
お湯は鍋で沸かさなくても、電気ケトルで沸かしたものを使ってOK!
生卵は1〜4個としましたが、容器に入るのであれば数を増やしても大丈夫です。
それでは、早速作っていきましょう。
はじめに、ヨーグルトメーカーで使える耐熱性のある容器に生卵を入れます。
殻にヒビが入らないように、優しく1つずつ入れていきましょう。
次に、すべての卵が隠れるくらいまで沸かしたお湯を注いでいきます。
お湯の量が少ないとムラができるので、しっかりと卵が浸かるようにしてください。
あとは、容器のフタを閉じてヨーグルトメーカーにセットします。
「65℃・30分」の設定になっていることを確認した上で、スタートボタンを押しましょう。
これで30分経過すれば、美味しい温泉卵の完成です。
65℃といっても完成時は容器も卵も熱いので、火傷に注意してください。
卵が柔らかすぎる・固すぎるときの対処法
もし温泉卵が柔らかすぎるという場合には、温度を上げるか、時間を伸ばしてください。
ただ、温度を上げすぎると卵のタンパク質が完全に固まってしまいます。
反対に固すぎる場合は、温度を少しだけ下げるか、時間を短くしましょう。
何回か試して、ちょうど良い好みの温泉卵を作れる設定を見つけてください。
ヨーグルトメーカーで作った温泉卵の保存方法と賞味期限
ヨーグルトメーカーで温泉卵を作ったら、できるだけ早めに食べきるのが良いでしょう。
卵自体の賞味期限もそこまで長い方ではないので、遅くても2日くらいで食べきってください。
一番良いのは、必要な分だけ作って、できたての状態で全部食べきれることですね。
多めに作って残るという場合には冷蔵庫で保存してください。
また、一度割ってしまうとそのままの保存が難しくなるので、ラップをした状態で冷蔵庫に入れましょう。
長くは持たないので、できればその日のうちに食べた方が無難です。
まとめ:ヨーグルトメーカーなら30分で美味しい温泉卵が完成
ヨーグルトメーカーを使うと、わずか30分で美味しい温泉卵ができます。
発酵させるわけではないので、容器を熱湯消毒する手間もなく、忙しい朝でも少しだけ早起きすれば余裕で作れます。
日持ちはしないので、家族で食べきれる分だけを作るのも新鮮なうちに美味しく食べるポイントです。
ヨーグルトメーカーを活用して色々な料理にチャレンジしてみましょう!